• Ryo Fukada

    Japanese cermic artist

  • <初めに>

     

    焼き物が作り出す色が好き。
    窯の中で生まれる、鮮やかで美しく、強くて深い、色の世界が大好きです。
     
    私は、釉薬の研究が好きです。
    釉薬とは、陶磁器の表面をおおっているガラス質の部分です。
     
    釉薬ができるまでを簡単に言うと、
     
    1,金属や灰、陶石と呼ばれる石を砕いたものを混ぜる
    2,陶器の生地を、混ぜて作った釉薬に浸す
    3,窯の中で、熱によって溶かされて完成
     
    私にとって、陶芸は、化学の分野だと思っています。
     
    全然予想通りいかなくて、それは失敗ではありません。売るために作っているわけでない、自分の心の奥のほうを映し出したくて、作っていると思うからです。展示などの最近のご報告はこちらから↓

     

     

  • < Information >

    展示などの最近のご報告はこちらから↓

  • テーブルはキャンバス

     
    料理をする人が、絵を描くように楽しめる“絵の具”であり“額縁”のような器にして、食卓から日常を彩る手伝いをしたい。
     
    同じ食材だって、プレートの色が変われば、別の料理にみえたりする。
     
    日々の楽しみであり、自分の好きな世界を探しに行ける時間だと思う。
     
    ※ プレートを使って遊んだ日の日記です、ギャラリーの写真以外に気になったら覗いてみて下さい。 http://20180406-lunch-plate.strikingly.com
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    ガラスと陶器を組み合わせたアクセサリーは、私を魅了する。
     
    原料は、粘土とガラスの破片、少しの金属、あとは、熱。 陶器を焼く窯と同じもので作っていますし、焼き物の知識で 作っています。 なので、れっきとした焼き物=『せともの』です。
     
    この子たちの魅力は、海のような、宇宙のような、深海のよ うな、アジサイのような、、、作り手ですら、焼いてみないと どうなるか分からない色です。
     
    これらは、『 空き瓶 』の色になります。 空き瓶の種類は多種多様です。ドイツのワイン、愛知県の日本酒、 ベルギーのピール ジンジャエールに醤油にウオッカ、、、い ろんな国の、いろんな飲み物の瓶を使って作っています。 瓶は砕かれ、1200°C近くの温度で焼かれて、金属と混ざり、 瓶は甦ります。
     
    一度、用途を終えた空き瓶が、海の色のように宇宙のように美しい色になり、そして、誰かを飾るものに生まれ 変わりました。 「一つの役目を終えて、そして新しい価値をもつこと」 この子たちが体現するものです。

     

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    日本酒が好きです、特に、冷酒。
    片口に注いで、ちびちびと、肴と一緒に、のんびり飲む時間が好きです。
     
    酒器を作る理由はとても単純、 自分の欲しいからです。
     
    日本酒はとても繊細です。
    形はもちろん、釉薬でも味が変わります。
    五感を使って、味を楽しめる飲み物なんです。
     
    その変化が面白く、新しい変化を感じたいとき、思ったらすぐ作れる、、、
    そういうとき、作家でよかったと心から思います。
     
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    春夏秋冬、四季の色と思い出、異なる色とストーリーを持つ瀬戸焼の旅茶碗。
     
    「茶碗の景色を通して、心も行きたい季節や場所に旅できるように、、、」そんな願いをこめて作った”旅する茶碗”。釉薬によって器の色にストーリーが生まれ、合計36個の少し小さい旅茶碗が、使う人の心を行きたい場所に連れていきます。
    心の琴線に触れる色があれば、とても嬉しいです。
     
     
  • < 作業風景 >

    土練り、ロクロ、削り、釉がけ、窯出し、生まれるまでの一連の工程を紹介します。

    片口と酒器ができるまで

    茶碗ができるまで

  • < Profile >

     

    せとやき作家 深田 涼

     

    愛知県瀬戸市出身。
    2010年瀬戸窯業高等学校専攻科陶芸コース卒業。
     
     
    <陶歴>
     
    2019年1月 新宿伊勢丹企画展
         『春めく季節の器展』参加
    2019年1月 豊田自動車LEXUS主催“LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 2018 ”に愛知代表で参加。
           36種の抹茶茶碗を制作し、注目の匠”受賞。
    2019年4月 ミラノデザインウィークにて
          二人展『LOAM』開催
    2020年7月 名鉄瀬戸線大曽根駅に、
          陶壁「時の樹」飾る